手当の強力版である「愉気」をするにあたって、
手を敏感にしていく訓練法があります。
合掌行気(ぎょうき)法と言われています。
まず人間の生理的現象として、
注意を集めた部分の感覚が高まります。
(身体の働きも高まります)
例えば、いま何気なく座っている足の裏の感覚も、
「足の裏 足の裏・・・」と注意を集めてみると、
先ほどまでは気にならなかった足の裏の感覚が鋭敏になってきます。
そのように、
手のひらに注意を集める練習をすることによって、手の感覚と愉気が上達していきます。
また合掌行気を続けていくと、手の皮が柔らかくなってきます。
人によっては手の皮がめくれてくる人もあります。
そうやって人に触れる手を作っていくのですね。
実際のやり方については
また次回いご紹介します。
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