二宮先生によって四大悪い生活習慣といわれる
①冷え
②食べ過ぎ
③過労
④精神的ストレス
なぜ、これらの生活習慣が悪いのか?
それの理由のひとつには、
これらの生活習慣は身体を鈍(にぶ)らせてしまうものだからです。
「身体が鈍ったからって、どうなるの?」
「ちょっと、こわばったくらいで大げさだなあ」
という感想を持たれるかもしれません。
しかし整体的見地からすると、
鈍(にぶ)りこそが病気や不調につながってくる大本なのです。
鈍りというのは、
ひどくなると感覚鈍麻、麻痺につながっていくものです。
(マヒ。働かない。機能不全。)
マヒまではいかなくても、鈍ってくると、ちゃんと働いていない状態になります。
身体が鈍ってしまうと、
筋肉運動系だけでなく、内臓、免疫までも働きが悪くなってしまいます。
鈍りがいろいろと、病気の種になってきてしまうのです。
代表的な例でいうと、
②食べ過ぎ が原因となってくる糖尿病が挙げられます。
食べ過ぎておなかが痛くなったとかいうのは、急性病で、わりとその場限りです。
ところが、日常的に食べ過ぎていると・・・
鈍りが高じて糖尿病にいたったりすることになります。
そうなると急性病のように、
ちょっと食べなかったからといってすぐには治るものではありません。
生活習慣ということは、
習慣になっているわけですから、慢性化しやすいということです。
そうなると、発病した時には、
その習慣をやめたからといってすぐには治まりません。
健康な人はより健康に、
現にいま、病や不調な人にとっては、その改善になるものと思います。
ぜひ日頃の習慣を見直してみましょう。
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