食べる量が適切かどうか
それは人により違います。
それはまた日により体調により違います。
だから給食のようにみんな同じ量が自分の体に合っていると言うわけではないのです。
そういう状況でも体は順応しますけれども、
感性は鈍ってしまいます。
たいがいの方は食べ過ぎ状態ですが、
自覚している方も少ない状況です。
感性が鈍っていると、
自分で食べ過ぎているかどうかが分からなくなります。
以下に紹介するのは、
その感性を取り戻すための練習、ひとつのレッスンです。
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例えばあなたは饅頭が大好物だとしましょう。
最初の一口はとてもおいしいことでしょう。
おそらく二口目もおいしく感じることでしょう。
三口目、四口目・・・
10口目・・・
さてどうでしょう。
同じ味がするでしょうか?
いくら大好物の饅頭であったとしても、
罰ゲームか何かで10個も食べることになったとしたら、
10個目はおいしく感じることはできないと思います。
その途中からもう饅頭の味がしなくなってくるのではないでしょうか?
なぜか
同じ食べ物なのに、
しかも大好物なのに
一口目はおいしく感じられたものが、
次第に味もわからなくなってしまう。
果ては罰ゲームのように感じてしまうほどまずく感じてしまう。
人の感覚は良くできているものだと思いませんか。
基本的にはおいしく感じられる範囲で食べるとそれほど間違わないと思います。
ただし感性が鈍っていなければの話です。
これは重要です。
たいていは、
惰性で多く食べすぎています。
「勿体ないし」とか、
その場の勢いでパクパクと食べてしまいます。
しかし、
じっくり一口一口の味の変化を観察してみると、
どこかの時点で「おいしい感じ」が、
「ちょっとそうでもない感じ」に変わる瞬間があります。
それは思っているよりも少ないことが多いと思います。
まだまだ胃袋は食べれるぞ、という段階からすでに味が変わっていることが多いと思います。
自分の感性を養うためにお試しください。
敏感になると,食べ過ぎていることが体で分かるようになると思います。
そうなるとしめたものです。
その時々の体の状態に合わせて、もうこれくらいでいいなと分かるようになります。
そこで箸が置ければ、体が軽いままであることでしょう。
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