明日参加する予定のただし学(兵庫県相生市)で用いられるテキストである
吉村正「幸せなお産」が日本を変える
を昨日電車の中で読んでいたら、
最近年のせいか涙もろくなったのか?
何度もうるうるときてしまって、先に読み進められなくて困ってしまった。
(具体的な本の内容については、うまくまとめられないのでまた機会があれば。
ごめんなさい)
とは言いつつも、ちょっと書いてみると。。。
自然なお産はなんて素敵なんだろうかと思えました。
僕は男だけれども。
また、自分のしている(いわゆる野口)整体とも通じるところがあります。
おそらく、命を信頼しているという根っこが一緒なのだろうと思います。
一番、命を発揮する場面は、おそらく誕生の場面と死の場面ではないかと思います。
(まあ哲学的な高尚なことは、あまり語る資格がないのですが)
線を引きまくってどこが良いというのは、いい切れないのですが、ごく一部抜粋します。
P9「お産は人間に残された最後の自然」
P10「赤ちゃんは生まれるとすぐ、臍の緒がついたまま、母親に抱いてもらいます。洗ったり体重を計ったりといった、いらんことはいっさいしません。(略)
赤ちゃんの肌色はよく、顔つきも覚醒していてとても元気です。でも静かなまま。(略)
産婦にまったくストレスがなく、自然のままに分娩すると、胎児にもストレスがかからないので、ほとんどが静かなお産になります。
(略)
何が自然なのかというと、医師である私が出る幕がないのです。お産は病気ではありませんから、そもそも医師はほとんど必要ありません。女性が自分の力で自然に産むのを、見守っていればいいだけ。そうすると素晴らしいお産になります。」
P50「母親も命を懸けていますが、私も命を懸けています。そして子どもも命懸けで生まれてくる。それがお産の真実だと思います。命を産み出すのに、楽で便利で安全なことなどない。」
P70「まったく自然のお産をすると、女くさい母親になる。心の底の深いところから、「本当の母親」になるのです。そういう人はたとえティーンエイジャーの頼りなさそうな子であっても、ガラリと人が変わります。「本当の母親」になります。変わった女性を見て、男性も変わります。「本当の母親」は世界を変える力を持っている。私は50年間産科医をやり、2万例以上のお産を見て、おのずからそれがわかりました。」
この本をもとにどんな会になるのか今から楽しみです。
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